松本沙帆 華展 「逢坂山を越えて」

マテルニダ01  マテルニダ02

松本沙帆 華展 「逢坂山を越えて」

2011.9.17(sat) → 9.25(sun) 11:00-17:00
art & design rin’(ギャラリーりん)
愛知県常滑市栄町2-65
“http://www.rin2005.com”

松本沙帆さんの個展の中で、
いけばなパフォーマンスの映像を上映します。

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長年にわたる植物との交感、
そして日々の思考から生み出された
いけばなパフォーマンスを構成・編集し、
映像作品(約12分)に仕上げました。
映像は、小説MATERNIDADの第二章を主題として
植物と人間とが濃密にかかわりあう姿を描いています。
華材は、苺・茶・本ほか。
出演・振付は、コンテンポラリーダンスのコマツアイ。
現代美術作家の小島久弥がカメラを回しました。
音楽は、森定瑞穂の唄・作曲「last recording」「ある晴れた日に」から。

森定瑞穂は、言語表現・視覚表現などさまざまな分野を渡り歩きながら
ギターやボーカルなど幅広い音楽活動で独自の世界を切りひらいたのち
地唄のオリジナル曲創作に到達したが、2003年に出産後まもなく他界。
「last recording」は臨月に口ずさみ、録音された覚え書きのような曲。

(個展チラシより)
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昨年の夏、松本沙帆さんの個展を見に行きました。
真っ白な、大きな箱の上に整然と並んだ真っ白な本。
横に回って、箱にあけられた穴から中を見てみると
食卓の上にコップが乱雑に並べてあり、
食卓の周りには一面に紙(校正前の原稿)が散乱していました。

雑多な日常の上に真っ白な箱をかぶせて、
その上にびっしりと本が並べてあるその作品を見て、
なんだか自分の生活とリンクするところがあり、
じわっと涙が出てきそうでした。

それから沙帆さんといろんなことをお話しし、
お互いの共通点をたくさん発見しながら
ぼちぼちと映像作品を作ってきました。

本格的な映像作品を作るのは二人とも初めてでしたが、
いろんな方の協力を得ながらなんとかつくりあげました。

’ギャラリーりん’のある常滑の街は、陶器の産地として有名で、
坂道や路地の多い素敵な街です。
街の散策も兼ねて、ぜひギャラリーに遊びにきてください。
私も行ける日はギャラリーに行く予定です。

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