イベント

演出家/小池博史によるクリエーションWS & ショーイング

演劇・舞踊・美術等のジャンルを超えた作品群で、2012まで世界的活動を展開したパパタラフマラの演出家・アーティスト/小池博史氏が、6名のパフォーマー/美術家/音楽家と共に5日間のクリーエーションWSによって創り上げる野外公演!

場所:Studio Souko450 農園ステージ
岐阜県美濃加茂市西町4丁目50

日時:2021年2月16日(火)17:00〜

料金:無料
※ご厚志として1000円くらいからのドネーション(寄付)をいただけたらありがたいです!

■演出 
小池博史

■原作
メーテルリンク作「青い鳥」

■出演 
小池陽子 
やまだしげき 
真野明日人 
渡邊智美 
高木理恵 
てらにしあい

■音楽 
森定道広

■ライブペインティング 
ニシムラマホ&子どもたち

■主催
アトリエクーゲル

■協力
小池博史ブリッジプロジェクト
Studio Souko450

「我々は今まさしく”生きられるかどうかの瀬戸際” でいかに持続性が可能かが問われているのは間違いありません。いわゆるサスティナビリティ(持続性)があるものを意識していくというのが今後の社会にはどうしても求められる。作品も同じです。ぼくが今やっているのは、調和型システムの作り方を舞台芸術の側から提案するという方法論を用いています。だからみんなバックグラウンドがバラバラで、そのなかでの可能性を探っている。 人間というものは本来ならばいろんな可能性が自分の中にあったのに、非常にもったいないことに、どんどん失っていって有限性を持ちだしてくる。それによって「見えやすい」「わかりやすい」世界にばかり埋没してしまう。でも、人って可能性あるんですよね。その可能性のある世界というのを、常に目指してほしいなと思います。 舞台というのはいろんな要素があるだけに、可能性の宝庫だと思っています。舞台の演出という仕事は、空間・時間・身体という要素を全部掬い上げていく作業。空間を使いながら一つの命を作り出し、育ませていくということだと思っています。」

小池博史

青い鳥にしたのはいろんな理由がありますが、実は、私が娘と相談して決めた、というのがスタートです。娘が2年ほど不登校になっていて、ホームスクーリングのようなことをやっていますが、絵を描いたり造形作品を作ったり、というのをメインにしています。いつか私が作る舞台で絵を描いてみないかな、と思いついて、どんな舞台を作ろうか、と話し合って、童話が題材だったら親子で共有しやすいな、と。それでいろいろな童話の中から、「ブレーメンの音楽隊」か「青い鳥」がいいね、ということになりましたが、両方読んでみて、青い鳥の方がいろいろと柔軟に設定できそうだし、現代の状況ともリンクしやすいなと思いました。絵本などで描かれる「青い鳥」は、結局幸せは自分の目の前にあったんだ(だから今ある目の前の生活を大事にしよう)、みたいな終わり方をしているモノが多いのですが、原作はちょっと違っていて、青い鳥は最後にもまた逃げてしまいます。 また、冒頭のシーンでも描かれていますが、他人の病気を治すために青い鳥を探す冒険に出発する無垢な子供たち(チルチル・ミチル)に対して、それを見守って応援する大人もいれば、自分は損したくないからと今まで通りの生活にしがみついている大人もいたりして、すごく皮肉的な設定だなと思いました。その他にも、生と死というテーマを扱っていたり、もちろん幸福とは何か、というテーマもあり、なかなか奥が深いので、扱い方によっていろんな方向性に膨らませられるなあと。

アトリエクーゲル てらにしあい

プロフィール

小池博史

演出家・作家・振付家・舞台美術家・写真家
‘舞台芸術の学校’代表
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授

「境界線に立つ」、「見たことのない世界を見る」、「深淵と先端の探索」を意識しつつ、演劇・舞踊・美術・音楽・映像等のジャンルを超えた作品群を10ヶ国にて創作、欧米、アジア、南米等の知名度の高いフェスティバル、劇場にて公演を実施、40カ国以上で上演しながら可能性を探求して来た。2012年までパパ・タラフマラ、以降、小池博史ブリッジプロジェクトを主宰。創作した作品数は80を超える。今まで19か国の音楽家、美術家、舞踊家等、多ジャンルのアーティストと共に制作。2021年、8年間に渡り創作した6時間の作品「完全版マハーバーラタ」をアジアのトップアーティストと実施予定。つくば市芸術監督、アジア舞台芸術家フォーラム委員長を歴任。

小池博史ブリッジプロジェクト
https://kikh.com/

パパ・タラフマラ
https://www.pappa-tara.com/

小池陽子

ダンサー / 振付家

バレエダンサーとしてキャリアをスタート。2008年から活動のフィールドをコンテンポラリーダンスに移行し、創作活動を開始。バレエをベースにしながらフェルデンクライス・メソッドのアイデアを取り入れ、身体と感覚の気づき、感性を刺激する表現を追求し始める。その後、ダンサー・振付家としてアジア・中東・東欧などで数々の舞台や国際フェスティバルでダンスのキャリアを積みながら、音楽、ビジュアルアート、文学、舞踏を学ぶ。 現在、後進の育成に努めながら現代アートを研究し、ダンスの制約を超える表現を模索中。
https://yokokoike.com

やまだしげき

岐阜県美濃加茂市出身。
ダンサー/振付師として25年以上に渡り国内外で活動。シルクドソレイユ/ラスベガス常設公演『Criss Angel Believe』(2008~2009)出演。カナダ/モントリオールのダンスカンパニー「P.I Theater Dance」(2010)等で活動。振付師として、宝塚歌劇団宙組【逆転裁判3】2.5次元ミュージカル【NARUTO】安室奈美恵PV【Hero】水曜日のカンパネラ【日本武道館公演】などを担当。 2011年元日に渡印。半年間インドに滞在しヨガを学ぶ。3.11(東日本大震災)をインドから眺めるなかで、帰国後に故郷でスタジオを開くことを決意。現在は、岐阜県美濃加茂市にてダンスとヨガのオープンスタジオ『STUDIO SOUKO 450』を主宰。さまざまな企画の新規立案・振付・演出など、身体とアイデアで世界を楽しくするコトを開拓。ヨガに学んだ「梵我一如」を胸に踊り続けている。
現在、「あいうえお体操」を全国に普及するべく活動中。名古屋芸術大学非常勤講師。
https://shigekiyamada.info/

真野明日人 

1975年生 仏像彫刻師  学生時代は早稲田大学演劇研究会に3年ほど所属。 WEBデザイナーなどの経験を経て 仏像彫刻の工房に入門。独立後は仏像以外にもイベントでの野外での公開彫刻や展示なども行う。 合気道(合気会四段) 、インターネットトーク番組、彫刻風景のオンライン配信なども経験。
https://www.manoworks.com/

渡邊智美

1982年生まれ。3歳よりクラシックバレエをワレリー・コフトン、エレナ・ポタポワらに師事。大島早紀子「ユークロニア」笠井叡「UZME」nibroll「リアルリアリティ」矢内原美邦ソロ作品「靴底」などに出演。『New Zealand art Festival 「WHITE NIGHT」(オークランド) 』『福岡ダンスフリンジフェスティバル』『dance in Asia(インドネシア )』『ソウル・コレオグラフィー・フェスティバルSCF(韓国)』などで自身の作品を発表。 14年にダンス企画団体「ナゴコン」を立ち上げ、公演やワークショップなどを主催、一般公募による子どもたちのためのダンス作品の創作などに取り組んでいる。
https://www.tomomiwatanabe.com/

高木理恵

ダンサー
 
幼少の頃より様々な舞踊を経験する。大阪芸術大学卒業後、桃山晴衣氏や中川進氏(気功家)に師事し、日本古来の身体性や大雁功を学ぶ。東京、名古屋、ワイマール(ドイツ)などで、フリーランスのダンサーとして活動する一方、映像作家、建築家、美術家などと協働でパフォーマンス作品を多数制作。

主な出演作品
”aqueduct”(ベルリン, ドイツ, 2007)
”Sites, Sights, Cites III” (ワイマール, ドイツ, 2008)
“The Other Side”(愛知芸術劇場小ホール)
“CONFUSION INCLUSION ~ ウゴクカラダ、海をつなぐ”(愛知芸術劇場小ホール/2020)
“The Other Side – Nov.2020″(ライブ配信/2020)

てらにしあい

ダンサー

クラシックバレエを学んだ後、学生演劇を経てダンスカンパニー「パパ・タラフマラ」入団。『草迷宮』(国際交流基金フォーラム / 東京,1996)『船を見る』(セゾン劇場 / 東京,1997)『SHIP IN A VIEW』(ヴェネツィア・ビエンナーレ / 2002, セルバンティーノ国際芸術祭 / 2003)などに出演。

ニシムラマホ

画家・ライブペインター

1981年 名古屋生まれ
2004年 京都精華大学 デザイン学部デザイン学科 ビジュアルコミュニケーションデザイン専攻 卒業

抽象と具象、偶然と必然、自己と他者…存在の境界に湧き上がるイメージの連鎖反応から生まれる有機的な世界をテーマに作品を制作。

「描く過程そのものが表現したいことそのもの」という思いからライブペイントを開始。「他者や場との間に存在する連鎖反応」を探るミュージシャン・ダンサー等他ジャンルアーティストとのコラボレーション、一般参加型ライブペイントといったパフォーマンス、ワークショップ、多様なシチュエーションでの企画展示にも積極的に取り組んでいる。
http://mahonishimura.com/

森定 道広

フリーミュジック界の草分け的存在のコントラバス奏者。
維新派やフランスの演劇集団と共演。
舞踏や演劇の音楽の作曲などもてがけている。
ミュージシャン、俳優、ダンサーなど様々なジャンルのアーティストで構成されるメロンオールスターズを結成し、活動の幅を広げている。
http://a-kugel.net/melon/