オドリバの今
オドリバの今
オドリバは2019年6月11日に、就労継続支援B型、日中一時支援事業所として、鈴鹿市神戸(すずかしかんべ)に開所しました。開所までに乗り越えなければいけないハードルがたくさんありましたが、皆様のお力や寄付などもいただき、何とかクリアすることができました。
通所してくれる利用者も少しずつ増えてきました。
”利用者にとって”の視点で、使いやすく便利、気軽に立ち寄れる、今の駅近の場所にこだわりました。なんとか形は作れたかなと思います。
これから中身をどう作って行くか?
中身を作るのは、スタッフだけでなく、メンバーも同じ役割を受け持ってもらおうと思っています。その前提として共通のことばは、「自由であること」です。自由であるということは、どういうことなのかを共に考えるところから始めています。
障害者総合支援法という法律にもとづいて運営する施設であるオドリバは皆様に納めていただいた税金からも運営費をいただいています。
ですから、この法律の目的の一つである、”働けるようになる”ことは外すことは出来ません。
しかし、働くために必要なことは何なのでしょうか?
技術を高めること、そのためのトレーニングも必要です。
しかし、働いた経験、働けなくなった経験から、私たちは”はたらく”ためには、技術以上に大切なものがあることを知りました。
それは人と人との関係の築き方や、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを思いやったり理解したりする”ちから”なのではないかと考えています。
そんな力を回復して、さらに成長して行く、そのきっかえけを作るのがオドリバです。
【一日の流れ(例)】
09:45 到着、その日の業務やメニューの確認
10:15 午前の作業など(こまめに休憩を取りながら)
12:00 昼食・休憩
13:00 午後のプログラム
14:45 片付け、一日の振り返り、次回からの目標確認など
15:00 ミーティング
15:45 終了
*上記は一例です。
*働くちからを身に付けたい、居場所を作りたい、など、それぞれの人の希望に合わせて、午前のみ、午後のみ、という利用の仕方もできます。